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当社では、近年普及が進んでいるフラットパネルディテクタを搭載した回診用X線撮影装置市場において、2005年に可搬型の有線半切サイズ(14×17インチ)FPDを搭載したデジタル式回診用X線撮影装置『MobileDaRt』を発売以降、常に最新のデジタル式回診用X線撮影装置を提供している。
また、当社製デジタルシステムをはじめ、ユーザの環境にあったDRシステムの組み合わせを提供する「DR NEUTRAL(ニュートラル)2.0」というコンセプトを実現し、個々のユーザからのニーズに対して幅広い選択肢を提供している。充実した機能や操作者に配慮した装置設計によって医療現場における回診業務を支援するMobile-DaRtシリーズは、病棟回診や手術室・集中治療室(ICU)・救命救急医療・新生児集中治療室(NICU)
など緊急性の高い医療現場で活躍しており、当社のMobileDaRtシリーズは、これまでに全世界で累計4,000台以上(2018年10月現在)の実績をもつ。
2018年に発売したデジタル式回診用X線撮影装置『MobileDaRt Evolution MX8 Versionは、国内外からの市場要
求に対応するためにMobileDaRtシリーズにおいて約10年ぶりの大幅改良を行ったバージョンとなっている。国内メーカ初の伸縮支柱の採用をはじめとし、広視野角大型モニタの採用などさまざまな機能を追加している。本稿では、MX8バージョンの新しい特長について紹介する。