手術映像記録システム『SURGE ONE v2』-手術映像記録の必要性と大容量の手術映像データの管理-/ティアック株式会社[全5頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

消化器関連の外科手術をはじめ、泌尿器や婦人科その他の診療科においても外科手術での低侵襲治療は近年の手術手法として広く普及し一般的なものとなっている。
執刀医自身が行う腹腔鏡下手術はもちろん、大規模な病院施設に関して言えば手術ロボットを利用した手術も珍しいものではなくなってきている。内視鏡を使用した手術では、常時、内視鏡カメラを通してモニタに映し出された映像を介して患部を処置するため、ビデオレコーダなどの記録機能さえあれば、容易にその手術の一部始終を記録することができる。
そのため、手術における映像記録ニーズは、教育目的や学会での研究発表の用途で高まっており、広く普及している。
このような手術の技術革新とは裏腹に、医療施設において映像データの保管方法に苦労しているという方は多いのではないであろうか。本稿では手術映像の管理についての課題と記録から管理までをより便利にするために開発された弊社のシステムについて述べていく。