日本語学2018年11月特大号(特集:中学校・高等学校『国語』新学習指導要領はどうなるか)vol.37-12

宮地裕 監修, 甲斐睦朗 監修

3,190円(税込)

明治書院

〇学習指導要領改訂に向けて 白井俊 

〇新学習指導要領国語の方向性 大滝一登
 ――言語能力のカリキュラム・マネジメントを主導する――

〇国語のカリキュラム・マネジメントと授業改革 髙木展郎
 ――「主体的・対話的で深い学び」を行う国語科の授業改善――

〇新学習指導要領における中学校国語の方向性 三浦登志一

〇中学校国語科におけるカリキュラム・マネジメント 山内裕介
 ――PDCAサイクルを実現するカリキュラム・マネジメントの具体――

〇移行期に自分の授業をカスタマイズする 積山昌典
 ――主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善

〇新しい高等学校「国語」が目指すところ 島田康行
 ――「接続」を観点として――

〇言葉に関する指導事項について 田中牧郎

〇高等学校「現代の国語」はどうなるか 幸田国広

〇「言語文化」はどのような科目か 山下直
――「現代文A」「古典A」との関わりから─―

〇「論理国語」が目指す論理的に思考する力の育成 渡邉本樹
――教材を教えることから、教材で資質・能力を育成することへの転換――

〇喜びを味わう体験を重ねる場としての「文学国語」 山元隆春
─―文学作品の読み/書きを通して、人生を理解するための方法を身につける―─

〇新学習指導要領・高等学校「国語表現」の特徴と指導のあり方 田中宏幸
――他者との多様な関わりの中で伝え合う力の育成――

〇古典に参加する 渡部泰明
――高等学校「古典探究」をめぐって――

【連載】

[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]田辺詩織
[漢字を追いかける]笹原宏之
[百人一首を味わう]中根美枝・舟見一哉