光と光の記録[光編]安藤 幸司 著

映像情報メディカル 編

2,500円(税込)

産業開発機構株式会社

本書に紹介している内容は、筆者が30年間見聞きし体得したことを、筆者と同じように光に対して素朴な疑問を持たれている読者を対象とし、少しでも役に立てていただければと思いまとめたものである。文中には、いたるところに、素人的な『何故だろう?』という自問に似た文面が出てくる。その「なぜ?」は、筆者が歩んできた光との関わりの問答なのである。読者も光に対して、同じような疑問を持たれていると想像する。本書は、こうした光に対する素朴な疑問を羞恥を顧みず表文面化した。驚きは驚きとして、新しい知識は喜びとして書き表した。
「光」を新しい切り口から見ることで、読者に科学の側面からよりいっそう身近に感じてもらえたら幸いである。この書を通して、光に関する他の書物がより身近に感じられるようになり、映像機器に今まで以上の造詣が深まればいっそうの仕合わせである。