自然のだまし絵 昆虫の擬態

海野 和男 著

3,300円(税込)

誠文堂新光社

1993年に写真集『昆虫の擬態』を出してから22年。
そして海野氏が擬態写真を撮るようになってから45年になった。

今回の写真集は、海野氏自ら「私の決定版と言えるものにしたい」という意気込みから生まれた新版の擬態の写真集。
掲載写真は、400点を超えるものとなっているが、図鑑とは違い、見開きで展開する写真も多く、これまでにない見応えのある写真集となっている。
巻末では、擬態に関する解説と掲載写真のここの解説が記載されている。

■目次
Camouflage 植物になりたかった虫たち(さまざまな葉っぱ/葉は平たい/平たくなりたい ほか)
Warning Coloration&Mimicry 派手な色や模様は危険信号(嘘の蛇?/偽の頭/ハチに似たガ ほか)
Frightening Display 隠された色と模様(目玉の効用/隠して見せる/隠された色や模様 ほか)