日本語学2018年9月号(特集:平成時代のことばと文字)vol.37-10

宮地裕 監修, 甲斐睦朗 監修

1,210円(税込)

明治書院

◆平成時代のことばと文字
平成という年号で括られる時期も、31年で幕を閉じることが決まった。昭和時代に比べて期間は半分弱であるが、この間に社会はやはり激変し、ことばや文字にも新たな変動が大いに起きた。
かつて小誌で2014年12月号に組んだ「昭和時代のことばと文字」の特集を継いで、「平成時代のことばと文字」の実態を記録し、その意味するところや、変化を生み出すものごととその背景について、考察する特集としたい。

〇平成の国語辞書 境田稔信

〇平成の方言 井上史雄
 ――鶴岡の二五〇年間の言語変化――

〇平成の若者ことば 米川明彦

〇平成のマスメディアの言葉 道浦俊彦

〇平成の新聞と略語
 ――「セクハラ」を中心に―― 岩佐義樹

【連載】
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]佐原慶
[漢字を追いかける]笹原宏之
[百人一首を味わう]栗栖悠貴・白幡洋三郎