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Philipsは医療施設向けにMRI、CT、血管撮影装置、超音波診断装置など幅広く医療機器の開発、販売を行っており、その1つに手術室用移動型X線診断システムとしてモバイルCアームがある。
1952年に術中の診断・疾患部の観察をリアルタイムに可能とする世界初のモバイルCアームシステムであるBV20を発表し、それ以降もさまざまなイノベーションを提供してきた。現在のフィリップスのモバイルCアームラインナップは、DSA撮影による血管撮影と通常の透視が併用できる汎用型のBV Endura、BV Pulsera、整形外科に特化したシステムであるBV Vectra、さらにX線受光部に最新のフラットパネルディテクタを搭載し、ワー
クフローイノベーションを取り入れた高性能システムであるVeradius unityを販売しており、その実績を積み重ねてきた。本稿ではPhilipsの新技術と新設計Cアームを搭載したモバイルCアームシステムであるVeradius Unityの独自機能を紹介する。