Dual Energy画像を用いた診断・治療支援について/GEヘルスケア・ジャパン株式会社[全5頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

1998年に1回転で4断面の同時収集なMulti Detector CTが開発されて以来、CT装置は飛躍的な進化を遂げ、64列CTの登場で、1回の撮影で全身のThin Slice データ収集が可能となり、そのデータから得られる任意断面像や3D画像は、診断だけでなく被検者への説明や、術前のシミュレーション画像など幅広く用いられるようになった。
また近年登場したdual energy CTは、single energy CTにおける制限を克服し、現在のCTの役割を超える新たな撮影方法として期待されている。
GEではFast kVp switching方式によるdual energy撮影 Gemstone Spectral Imagingがガーネット検出器を搭載したCTで可能となっている。
本稿ではdual energy 撮影GSIで得られた画像の処理、解析、活用法、可能性について概説する。