オートプシー・イメージング(Ai)用 Dual Energy CT使用の初期経験/高橋直也ほか[全5頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

わが国では死後画像診断はAutopsy imaging(Ai)として知られ、体表検査だけではわからない死因を究明するため、救命救急などの臨床現場で広く行われてきた。近年は法医学領域でもAiが活用され、27の法医学施設に遺体専用のCT装置が導入されている。新潟大学には2016年10月に大学院医歯学総合研究科死因究明教育センターに国内初のAi 専用dual energy CT(DECT)「SOMATOM Scope Power(Ai 仕様)」が設置された。本稿では、Ai専DECTが稼働を開始して1年余の経験と今後に期待される応用技術を紹介する。