MR Neuroimagingを拓くキヤノンメディカルMRIの最新技術紹介/キヤノンメディカルシステムズ株式会社[全7頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

当社はこれまで、「Time-SLIP」や「Flow-SpoiledFBI」など、さまざまな非造影MRA技術を提供してきたが、脳神経領域への新しいアプローチとして、ultrashort TE(以下、UTE)とarterial spin labeling(以下、ASL)を組み合わせた、金属性アーチファクトに強く、一度の撮像で動態観察が可能な「mUTE 4D-MRA」を実装し、高い臨床的有用性が示されている。また、「MultiBand SPEEDER」や「Fast 3Dモード(以下、Fast 3D)」の製品搭載により、MRI検査の課題である「撮像時間の短縮化」を実現した。さらに、当社の医用画像処理ワークステーション「Vitrea」には、近年需要が高まっている「定量化」への取り組みとして“Olea Medical社(以下、Olea社)”が提供する「Olea Sphere」の定量解析アプリケーションを多数搭載している。
本稿では、MR NeuroimagingにかかわるキヤノンメディカルMRIの最新アプリケーションについて紹介する。