虚血性脳血管障害におけるキヤノンメディカルシステムズの取り組み/キヤノンメディカルシステムズ株式会社[全7頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

厚生労働省発表の「平成27年人口動態統計の概況」によると、平成27年の1年間での死因から見た死亡総数のうち脳血管疾患は11万1 ,973人(8 .7%)となっており、全死因で見ると4位という結果になっている。また、脳血管疾患の内訳を見ると脳梗塞は6万4,523人で全体の58%を占めている。
また、脳梗塞を含む脳卒中は麻痺などが残ることによる介護の必要性も発生することがあり、医療費の観点でのインパクトも大きいことが特徴である。メーカの視点では、脳卒中を早期に迅速に診断を行い、適切な治療につなげることを目的としたさまざまな開発を進めている。
本稿では虚血性脳血管障害をターゲットとした、CTおよびワークステーション関連の技術について紹介を行う。