血管撮影装置における非線形ピクセルシフト処理 Flex-APSの開発/株式会社島津製作所[全4頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

血管内治療は日々高度化が進んでおり、ステントやコイルなど治療デバイスの進歩に伴い、これまで外科手術でしか治療できなかった症例でも、血管内治療が適用できるケースが増えている。
血管内治療診断を安全に行うためには血管形状や血行状態の正しい診断が重要であり、低コントラスト分解能に優れるDSA(Digital Subtraction Angiography)法が有効である。
このような背景を踏まえ、DSA画像のアーチファクトを低減し高画質化を実現する「リアルタイム非線形ピクセルシフト処理Flex-APS」を開発したので概要を説明する。