愛と哀しみのル・コルビュジエ

市川智子 著

2,096円(税込)

彰国社

ル・コルビュジエの生涯を、史実に脚色を加えながら物語とマンガで描く。
家族、所員、クライアントとのかかわり、そして彼自身の喜びや苦悩などを生き生きと伝え、彼の遺した膨大な創造の秘密に迫っていく。

[主な目次]
第1部 コルビュジエさんの生まれた場所 1887‐1916
 建築家は波間に消え、すべては住人にゆだねられた
 時計職人の町に生まれ
 十七歳の建築家
 絶望と希望、ファサードだけのパリとオーギュスト・ペレ
 三千年の住まい方を見たあとで
第2部 生きてゆく建築 1926‐
 住人対コルビュジエ、ぺサック・破れかぶれ編
 イヴォンヌの胸
 クセナキスの宿題
 異邦人コルビュジエ、インドをさまよう
 住人対コルビュジエ、チャンディーガル・対話編