完全解説 和装キャラクターの描き方

ユニバーサル・パブリシング 編著

2,090円(税込)

誠文堂新光社

和装の基本である着物の構造から、着物のかたちの由来など歴史まで、細かく丁寧に解説。
構造を把握することで、見えない部分を想像でき、どんなポーズでも悩むことなく描くことができます。

殺陣のシーンでは、着物だけでなく刀の扱いも重要になります。
本書では、日本刀の基本知識から大きさ対比、間合いや抜刀・納刀、構えまで徹底的に分析。
アクションにおけるスピード感の演出や自然な流れのつかみ方など、刀剣アクションには欠かせない要素が満載。

また、生きたキャラクターを描くためのコツを、男女に分けてわかりやすく紹介。
専門的な知識も得ながら、和装キャラクターを難なく描けるようになりましょう。
これ一冊で「なんちゃって着物」から卒業です!

■目次
カラー作例&メイキング 

第1章 着物の基本知識
・「着物」と「洋服」の違い
・男性の着物
・各部名称
・女性の着物
・帯むすび
・着物はなぜこんな形になったのか
・時代変遷による男女の着物の違い

第2章 着物のフォルムをつかむ
・小袖の描き方
・袖の描き方
・袴の描き方
・羽織

第3章 殺陣を描く
・日本刀について
・抜刀
・納刀
・絵になる構え
・アクションシーンを描く

第4章 女性キャラクターを描く
・キャラクターをつくる3つの要素
・要素1 髪型
・要素2 帯むすび
・要素3 しぐさ・感情表現
・キャラクター/町娘
・キャラクター/遊女
・キャラクター/雛妓 VS 舞妓
・キャラクター/芸者 VS 芸妓
・キャラクター/巫女さん
・キャラクター/安土桃山の女性
・キャラクター/江戸初期の町人

第5章 男性キャラクターを描く
・要素1 髪型
・要素2 しぐさ・着付け
・キャラクター/かぶき者
・キャラクター/武士
・キャラクター/闘う武士
・キャラクター/町人(商家)
・キャラクター/若旦那
・キャラクター/江戸っ子町人の心意気
・キャラクター/大工
・キャラクター/町火消し・鳶職
・「肌見せ」と「下着見せ」
・キャラクター/神職(神主)
・キャラクター/若衆