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都会では、夜になっても照明などが明るく、現代人は暗闇での感覚を忘れかけています。視覚以外の感覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が、暗闇を歩くことで研ぎ澄まされていきます。
そんな幻想的な闇の魅力を紹介します。暗闇体験をすると、光の存在に気づきます。キノコやホタルといった発光生物などについても、科学的にとらえ、知的なアウトドアとしてナイトハイクを提案します。
これまで、ナイトハイクの正しい方法を記した本はなく、教育現場などで行われているネイチャーゲームとしてのナイトハイクの方法なども知ることができます。
発光生物の観察、星と地図を照らしあわせてのルート確認、もちろん純粋に天体観測についても紹介しています。天体写真はまた違った難しさの闇写真の撮影方法・テクニックも。
■目次
闇歩きの楽しみ
・幻想のナイトハイク
闇に慣れる
・ナイトハイクの心得
・ナイトハイクの準備
闇へ行く
・高尾山ナイトハイク完全ガイド
・箱根山、首都直近の火山ナイトハイク
・八丈島、発光キノコと水蝉の幻想の森
・シーサイドナイトハイクの世界
・小名木川の迎待
・調布飛行場ナイトウォーク
・悪天を楽しむナイトウォーク
闇の中の怪しい光
闇のしたく
闇暮らしの知恵