外観検査システムの性能改善～ルールベースからAI・ビッグデータ分析へ～／キヤノンIT ソリューションズ株式会社［全10頁］

映像情報インダストリアル編集部

380円（税込）

産業開発機構株式会社

近年、外観検査システム（マシンビジョン）の性能改善において、AI技術（機械学習、ディープラーニング）および、ビッグデータ分析技術の活用が注目を集めている。特に既存のルールベース検査方式（撮像画像から得た特徴量ごとに基準値を設け検査判定する方式）の最適化をはじめ、不定欠陥の認識や分類、これまで困難とされてきた目視検査への応用等、大量のデータから多変量解析を行うビッグデータ分析（図1）および、CNN（Convolution Neural Network）などAI技術の登用が活発化している。
本稿では、外観検査システムの開発者に向け、基本的な外観検査システムの構築方法から、性能改善に有効なビッグデータ分析および、AI技術について、弊社取り扱い製品事例をもとに紹介する。