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横河医療ソリューションズ株式会社は、時代に先駆け商用DICOMサーバを開発し、電子カルテやモダリティと統合することで、わが国にDICOMを定着化させ、院内全体のフィルムレス化を後押しした医療IT界のパイオニアである。母体である横河電機の大規模インダストリアルオートメーション開発で培われた超マルチベンダー環境における「標準化」と「オープンシステム」へのこだわりが弊社のDNAである。さらに、弊社は電子カルテメーカでもモダリティベンダもなく、放射線診断・治療の領域での国内自社技術開発により、病院のIT投資価値を最大化するベストミックスのソリューション提案が可能な企業であると自負している。
健康・医療をとりまく環境変化、ICTの進化のスピードは早く、さまざまな放射線医学の課題解決のためにも技術革新の活用が必要である。中でも遠隔診療・人工知能(AI)等のICTや遺伝子情報等を活用した医療ではイノベーションが起こっており、技術開発への努力が必要だ。
弊社が考える次世代のPACSとは、放射線診断・治療を高度に支援しつつ、情報の運用管理・活用を行うために、ほかのシステムやサービスとスマートな接続性をもつ「スマートなイメージングプラットフォーム」である。放射線診断・治療の課題と次世代のPACSソリューションについて考察したい。