小児MRI：最近の話題／相田典子ほか［全7頁］

映像情報メディカル編集部

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産業開発機構株式会社

小児画像診断の領域では、後方視的研究ながら、大きな集団での小児CT検査での発がんリスクの増大が複数の論文で報告され、画像検査の「正当化と最適化」の動きが強まっている。正当化にはそもそもCTが必要かという判断と、CT以外で情報を得られる場合には放射線被ばくのないMRIや超音波検査に振り替える動きが含まれる。したがって小児のMRI検査の需要は今後とも増え続ける可能性が高い。本稿では成人の検査とはさまざまな点で異なる小児のMRI検査を巡る話題を提供する。