植民地官僚の政治史:朝鮮・台湾総督府と帝国日本

岡本真希子

14,040円(税込)

三元社

1895年から半世紀、「帝国日本」は台湾・朝鮮などの植民地統治のために、膨大な植民地官僚群を生みだしてきた。本書は、これら植民地官僚群に関わるさまざまな制度、高級官僚の人材や異動の動態を明らかにしながら、民族問題と植民地官僚制の複雑な相関関係、そして本国-植民地を架橋する50年の政治史を論ずる。