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日本人は世界でも有数のペンギン好きで、飼育数約3,400羽は世界一と言われています。
その可愛らしい姿の虜になる人も多く、たいへん人気がありますが、実際の生態について知っている人は多くありません。
ペンギンは、つがいになる相手をどのように選ぶのか、また何万羽もいる群れの中からどうやって自分の家族を探し出すのかといった疑問に答える鍵となるのが、鳴き声によるコミュニケーションです。
本書は、その鳴き声に隠された役割を紹介するとともに、長年フィールドでペンギンと向き合ってきた著者ならではの視点で、ペンギンに関する基礎知識や研究過程でのエピソードを紹介しています。
また、環境変動などペンギンが直面している問題などにも触れ、地球にいる生物の一つとして紹介します。
ペンギンを通して、生物研究の楽しさや奥深さを理解してもらえる一冊です。
■目次
第1章 ペンギンとはどのような生物?
第2章 ペンギンの種類
第3章 ペンギンの不思議
第4章 ペンギンに関する質問
第5章 地球環境とペンギン
第6章 ペンギンの調査研究