エセー3

ミシェル・ド・モンテーニュ著 宮下志朗訳

1,540円(税込)

白水社

知識人の教養書として、古くから読みつがれてきた名著、待望の新訳! 第3巻には、「酔っぱらうことについて」「良心について」「書物について」「残酷さについて」など11編を収録。 苦痛や、恥辱や、貧困など、それ以外の災いに対してならば、慣れや経験によって、自分を強くすることができる。ところが、死に関しては、それを一度しか体験できない死に挑むとき、人はだれでも初心者にすぎないのである。