ゲコとヨッパライ

花小金井正幸

0円(税込)

リイド社

第六夜
夜間、ひとり黙々と仕事をするハナコガネイマサユキ。その時間は「仕事をしている」という充実感で満たされる心地よい時間だった。そんな折、その静けさを破るように、彼の電話が鳴り響いた………