私はなぜイスラーム教徒になったのか

中田考

太田出版

世界の5人に1人がムスリム(イスラーム教徒)なのに、日本人は誰もイスラームのことを理解していない。
数少ない日本人ムスリムにしてイスラーム政治学の世界的権威である著者が、イスラームの信仰と生活と文化と思想の精髄を、自らの半生とともに語る!

「残念なことに、日本人に伝えられているイスラームは、解放の教えとしての真のイスラームではなく、イスラームを覆い隠すノイズ にすぎない堕落したムスリム社会の因習、スキャンダルばかりです。そこでは本来イスラームでないものがイスラームとされ、イスラームが人間をさらに束縛するというイメージが再生産され続けています。そのような根本的誤解を解くことこそ、私がこの本を書いた理由です。なぜ私はイスラーム教徒になったのか。この本の中で、私は自らの人生を振り返りつつ、イスラームとはなんであり、ムスリムであるとはどういうことなのか、そしてイスラームを通して見た世界がどのようなものであるかを述べていきたいと思います」。(序文より)